病診連携という言葉を耳にされたことがありますか?
基幹となる大きな病院と、町の診療所が協力し合って、一人の患者さんを診ていくことです。
 例えば、日ごろ使っている電化製品の調子がおかしい時、いきなり工場に品物を持って行く人は少ないでしょう。まず、近所の電気屋さんに見てもらい、もしも工場にしばらく預けて修繕する必要があるならば、そのようにしますよね。
 それと同じように、診療所で患者さんを診ていくうち、もっと詳しい検査が必要と感じたり、入院の上、治療や手術が必要だと考えた時、それが可能な病院に責任を持ってこちらから紹介させていただくのです。紹介先の病院は、必要な検査、治療、手術などを行った後、状態が落ち着いたら、再び診療所に逆紹介して経過を見てもらいます。患者さんにとっても、その方が待ち時間などのロスが少なくて済みますし、かかりつけの診療所と、何かの時に頼りになる病院の両方があった方が、より安心でしょう。診療所、病院にとっても、それぞれの機能を考える上で、一番合理的な方法です。
 さて、私も1年前に開業して以来、紹介される側から紹介する側へと、立場が変わりました。紹介先は患者さんの希望・症状によりさまざまですが、今まで勤務していた病院が近くにあり、そこには看護士さんを始め、病院のスタッフも気心の知れた人たちが多いので、より安心して紹介することができます。また、時間の許す限り、できるだけ病棟へ患者さんのお顔を見に行くようにしています。患者さんの「よくなりました」という笑顔を見ると、とてもうれしくなります。


きたの眼科:北野保子院長
診療所では、場合により在宅医療、往診にも対応。電話予約、電話相談にも応じる。星ヶ丘厚生年金病院、そのほかの病院との病診連携を行っている。
枚方市中宮西之町15-18-101 TEL072-890-2929

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