モントリオールの街を歩いていると、マイライフ新聞のようなフリーペーパーによく出合います。さすがに移民社会だけあって、フランス語、英語、中国語、ロシア語、イタリア語など、世界各国語のフリーペーパーを街角で気軽に手に入れる事ができます。最近は、日本語のものまで手に入れる事ができるようになりました。
 現地のフリーペーパーの最近の動向として、社会でのその存在意義が高くなってきています。例えば、世界各国からの移民のコミュニティーを対象にしたものには、それぞれの母国の情報や現地コミュニティーの情報、若者を対象にしたものには、イベントやコンサートのあらゆる情報を専門的に取り扱っています。それらの専門的な情報の中には無料の域を出るようなものまであります。
 また、現地の公用語であるフランス語のフリーペーパーである「メトロ」は、月曜日から金曜日まで毎日発行されており、アルバイトの人たちが毎朝、市内の各所で配布しています。この新聞の特徴は、内容が一般の有料の新聞と変わりないという事です。世界や地元社会のニュースから始まり、経済、スポーツ、天気予報に至るまでの情報があります。多くの市民は、この新聞でその日の情報を得る事ができるので、有料の新聞を購入する必要はありません。
 そして、最近の面白い試みの一つとして、地元のオークション会社がその日に売れ残った有料の新聞を買い入れ、自らの会社名を記したスタンプを一面の隅に押して、夕刻に街角で無料で配布しています。これには随分得した気持ちになりました。
 このように現地では、それぞれの人が、それぞれの方法で安く、賢く良質な情報を得ているのです。

実践!ライフマネジメント
日本ファイナンシャルプランナーズ協会会員
下北 行則さん

〈プロフィール〉
酪農研修を修了しカナダから帰国後、上級ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得、独立系FPとして活躍中。
目標は世界を視野に入れたFPビジネスの展開。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トラックバックURL

*

ページ上部に