お子さんが近視と言われたら、どうしますか?まだ低学年であったりすると、本人だけでなく親御さんの方にも、眼鏡をかけ始めることに抵抗感があるようです。
 近視は、遺伝要因と環境要因が組み合わさって出てくると言われています。確かに両親が近視の子どもは、近視になる確率が高いのですが、それだけでなく、読書が好きだったり、携帯ゲームをする時間が長い子どもは、近視が進みやすくなります。
 近視の初期には、「仮性近視」という時期があると言われています。近くを長く見続けることにより、眼の中の水晶体の厚さを調節している毛様体と呼ばれる筋肉が異常に緊張して起こると考えられています。この場合、一般に目薬や訓練によって毛様体の緊張をほぐす治療を行いますが、数か月続けても効果がない時は、そろそろ眼鏡を考えた方が良いでしょう。
 教室の後ろの方の席から黒板を見るには、最低0.7の視力が必要ですから、それ以下になったら眼鏡を用意することをお勧めします。
 眼鏡をかけたり外したりすると目に悪いとか、眼鏡をかけ始めると近視がどんどん進んでいくとか心配される方もいますが、そんなことはありません。かけ始めは、授業中だけでかまいませんし、運動の時や通学の時は不自由がなければ外していればよいのです。一般に中学生になったら、コンタクトレンズも選択肢の一つとなります。 次回は、眼鏡とコンタクトレンズの長所・短所について比較してみたいと思います。


きたの眼科:北野保子院長
診療所では、場合により在宅医療、往診にも対応。電話予約、電話相談にも応じる。星ヶ丘厚生年金病院、そのほかの病院との病診連携を行っている。
枚方市中宮西之町15-18-101 TEL072-890-2929

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トラックバックURL

*

ページ上部に