ノルディックウォーキング2 平成20年7月1日

スキーのストックのようなポールを突いて、それを後方に強く押し出して歩くノルディックウォーキングは、全身の筋肉の90%を使い、消費カロリーを大幅にアップさせるウォーキング方法といわれています。
 今、世間ではメタボリックシンドローム(メタボ)対策が叫ばれています。メタボとは内臓肥満に脂質代謝異常、高血圧、糖尿病のうち2疾患が合併した状態をいいます。
 内臓肥満がなぜ悪いかというと、内臓脂肪から分泌されるアディポネクチン(抗動脈硬化作用、抗糖尿病作用がある)は、内臓肥満になれば減少し、動脈硬化を進行させるからです。
 そこでアディポネクチンを増やす努力をする必要があります。その基本は運動です。激しい運動でなく日常生活にウォーキングを取り入れるだけでも、数か月で効果が出てくるといわれています。
 ウエストサイズが小さくなったらアディポネクチンが増えたと考えられます。この際、同じウォーキングをするならノルディックウォーキングが良いでしょう。ほぼ全身の筋肉を使用するので、私たちの行った実験から見ても、通常のウォーキングに比べて消費カロリーが21%上がることが判明しています。
 ノルディックウォーキングはひざへの負担を軽減させることもあり、メタボ対策に最良のスポーツといえます。
詳しくは くにみが丘メディカルフィットネス倶楽部 にお問い合せください。tel072(808)2351にお問い合わせください

Do Sports 医療法人 松徳会
理事長 松谷 之義
枚方市津田西町1-29-8 TEL 072(859)3618
’70年京都大学医学部卒 ’78年同大学医学博士学位取得 大阪府私立病院協同組合理事長、同病院協会常任理事、日本病院会理事、日本療養病床協会常任理事、近畿医療共同組合連合会理事、大阪府医師会高齢者対策委員会委員、おおさか抑制のない高齢者ケア研究会副会長、大阪介護支援専門員協会相談役を歴任。

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