緑内障は目の圧力で視神経が傷み、視野が狭くなっていく病気です。今回はその緑内障についてよく受ける質問にお答えします。
Q1 目を使いすぎると緑内障は進行します
か?
A1 目を酷使すると緑内障が進行するということはありません。ただし、緑内障のタイプによっては薄暗い所で細かいものを見続ける作業などを行うと眼圧が上がることがあります。
Q2 眼圧が高いと必ず緑内障になりますか?
A2 眼圧の正常域は10~21mmHgです。これ以上の眼圧で、視野や視神経に異常を認めない方を「高眼圧症」と呼びます。高眼圧症の方が将来緑内障を発症する確率は、5年後に約10%と言われています。逆に言えば、90%の方は無治療でも緑内障にはならないのです。眼圧を下げる治療を行うべきかどうかは、年齢や眼圧の高さ、視神経乳頭の所見、角膜の厚さなどを総合的に見て判断します。
Q3 風邪薬などに「緑内障の人は服用に注意すること」とありますが・・・。
A3 緑内障の種類によっては注意が必要ですが、きちんとした治療を受けていればほとんどの方は心配ありません。気になる方は主治医にご相談ください。
 緑内障は、進行が非常にゆっくりで自分では気付かないうちに悪化していることもありますから、定期的な眼科受診と治療の継続が欠かせません。病気をしっかりと理解して、向き合っていくことが何よりも大切です。


きたの眼科:北野保子院長
診療所では、場合により在宅医療、往診にも対応。電話予約、電話相談にも応じる。星ヶ丘厚生年金病院、そのほかの病院との病診連携を行っている。
枚方市中宮西之町15-18-101 TEL072-890-2929

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