「人の命とは…」

交野市立第二中学校 3年 有家 芽唯

私は、八月十日に、母と一緒に母の友達のお見舞いに行きました。
母の友達は、「癌」だと後で母から聞きました。
でも、初めて会ったその人は、癌だと感じさせないほど元気で、とても明るく、よく笑う人でした。
癌という大変な病気と闘っているのに、私と母の前では、決して弱音を吐いたりしないし、一生懸命に、生きているという感じがしました。
また、私が会った母の友達はご飯を食べる事が出来るけれども、母にはもう一人癌でご飯を食べる事も出来ない友達がいるそうです。でも、その人も元気で、明るくて、よく笑う人だと母から聞きました。
お見舞いの帰り、「二人ともすごく元気そうにしてるのに癌なのよ
ね。」と、母はつぶやきました。そして、こうも言いました。「どうしてこんなに良い人ばかり病気になるのかなあ。」「ずるいよね。」と。
世の中には病気などで亡くなってしまう人もいるのに、自らの手で自分の命を絶ったり、簡単に人の命を奪ってしまったりすることのできる人がいます。私には解りません。
私は、母から母の友達の話を聞いたり、実際にお会いして、命の大切さや、人間は、一人で生きているのではなく、周りの人々に支えられて生きているのだという事を改めて感じました。
私は、父と母から貰った命を大切にして、生きて行きたいと思います。

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