最近、各地で盛んに開かれている「街バル」というイベントをご存じですか?
スペインなど南ヨーロッパの軽食店「BAR(バル)」が由来です。コーヒーやお酒、簡単な食事などを提供する「ヨーロッパ版立ち飲み屋」のようなところですが、日本では、飲食店数件をはしごして、少しずつ食べたり、飲んだりしながら、街を巡るイベントのことを指します。まちおこしの一環として、各地の市民グループなどが開催しています。
基本的な仕組みは、あらかじめ購入したチケットを、イベントに参加する飲食店で渡すと、料理1皿と飲み物1杯が楽しめます。「街バル」をきっかけに、初めて店を訪れるお客さんも多いため、各店は、「PRのチャンス」と、バル専用に自慢の料理を用意してくれています。
参加店舗の場所が記された地図を片手に、気になる店をテンポ良く回り、色んな味を楽しむのが醍醐(だいご)味です。中には、各地で開かれる「街バル」を渡り歩くファンや、1日で10軒近くの店を回るつわものもいるとか。
枚方市でも10月中旬、「京阪天の川ウォークバル」が開催されました。昨年に続き2回目で、参加店も51店舗から75店舗に増えました。駅周辺の活性化などを目的に、地元企業の経営者らが呼びかけ、京阪枚方公園、枚方市、宮之阪、樟葉の4駅周辺などで開かれ、多くの人がイベントを楽しみました。
私は、残念ながら、枚方市の「街バル」には仕事の都合で参加できなかったのですが、つい先日、取材先の人に誘われて、門真市で開かれていた「かどま元気バル」に初めておじゃましました。
どの店もにぎわっていて、タイカレーも食べられる焼き鳥店「とりなす」のオーナー、西木泰雄さん(59)は「いつもの3、4倍のお客さんが来てくれる」とバルの威力に驚いていました。
結局、その日は3軒を回り、おいしい料理と、ワインやビールをたらふく食べて飲んで、大満足。すっかり「街バル」のファンになりました。
皆さんも、機会があれば、新しい店との出会いや、街の魅力を存分に楽しめる「街バル」に、ぜひ参加してみてください。
読売新聞枚方支局 梶 多恵子

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