動悸などの症状で不整脈が疑われた時に最も大切な検査は心電図です。しかし、必ずしも受診時に動悸がしているわけではありません。このような場合、よく行われる検査がホルター24時間心電図検査です。
ホルター心電図では24時間の心拍数を記録できるので、一日の最大、最小、平均心拍数が分かります。動悸症状があった時間を記録しておけば、その時不整脈があったかどうかが分かるとともに、どのような不整脈が一日のうちにどれくらい出現しているのかも分かります。最近では48〜72時間記録や最大7日間記録可能なものもあります。
それでもホルター心電図検査の場合、心電計を装着時に動悸症状がなければ異常なしとなります。このような時には、携帯型心電計検査(イベントレコーダー)が有用です。これは病院から簡易心電計を1〜2週間貸し出して、動悸がある時に自分で心電図を記録する検査です。
さらに意識消失発作の原因として不整脈疾患が疑われる場合、植込み型ループレコーダー検査を行うことがあります。これは小さなチップを皮下に埋め込んで、意識消失が起こった際にチップに記録されている心拍データを外部装置から読み取ることで不整脈の診断をします。最長3年間記録可能で、不要となれば取り出して破棄します。
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循環器内科部長 鷹野 譲先生
日本循環器学会認定専門医・日本心臓病学会特別正会員(FJCC)・日本心血管インターベンション治療学会認定専門医
JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星ヶ丘4-8-1 TEL072-840-2641

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