枚方公済病院シリーズ:肥満はストレス

前回はストレスで血圧が上昇して動悸がする話でしたが、今回は肥満が慢性的なストレスの代表というお話です。
倦怠感が強い、息切れがする、何となく胸が苦しい、動悸がする、血圧が高くなってしんどい、といった漠然とした症状で困っている方が多くおられます。
医療機関での評価が必要ですが、調べても異常がない場合も多いです。精神的な要素もありえますが、肥満の方は体重を減らすことで解決する場合が実に多いです。
中高年になると若年時に比べて運動・代謝量の減少から必要なカロリーは半減しますが、困ったことに健康であれば食欲は全く減らず、同じ量を食べる方がほとんどです。
必要以上のカロリーを摂り続けて肥満になり、身体機能も落ちてストレスになると考えます。3キロ体重が減ったら楽になったという方は非常に多いです。
自分に合った体重を意識して食事量を制限することが大事ですが、安くておいしい物があふれる昨今、上記内容の理解と努力が必要です。
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救急科部長 竹中 洋幸
京都大学医学部卒
京都大学大学院卒
勤務歴:京都大学医学部付属病院、市立島田市民病院、康生会武田病院
専門分野:循環器内科

枚方公済病院
枚方市藤阪東町1丁目2番1号
TEL 072-858-8233

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