【読者の声】敬老の日に思う

読者の声9月

母は元、日赤の従軍看護婦でした。戦地・満州で、負傷した若い兵隊さんが「お母さん」と言って亡くなる姿がずっと目に焼き付き、母が「お母さんよ」と言って手を握ると安らかに息を引き取ったそうです。
「戦争は絶対反対。平和な世の中で皆が幸せに」。この思いが母のすべてでした。誰にでも平等で、優しく接し、昨年99歳で亡くなるまで、いるだけでほっとする癒しの存在でした。
戦後の大変な中で、私を産み、育ててくれた母に感謝と、私も母のように癒しの存在となれるよう、年を重ねていきたいと願う日々です。
藤阪元町・J子(68歳)

来年80歳、傘寿を迎える父。今も現役の寿司職人です。一日でも長く「おじいちゃんのお寿司がおいしい!」と子どもたちに言われるよう、元気でいてほしいです。
茄子作・hiroママ(49歳)

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