今回は現在猛威を振るっているインフルエンザのお話です。
インフルエンザはウイルスによる上気道感染で、俗に言う「風邪」と同じ状況です が、症状と伝染力の強さが問題です。
まず、上気道症状(喉の痛み・せき・鼻水など)よりも、むしろ全身症状(高熱・関節痛・全身倦怠 など)が強く、身体負担が非常に大きいです。
次に、飛沫感染(せき・くしゃみで飛散されたウイルスを吸入)と接触感染(手に付着したウイルスがつり革・ドアノブなどを通して手から口・鼻に付着)による伝染力が非常に強く、短期間で多人数に感染します。
今期は11月末に流行宣言されてしばらく落ち着いていましたが、1月に入って一気に拡大しました。発症後48時間まで効果が期待できる特効薬がありますので、疑いのある時は医療機関を受診ください。
体力の無い高齢者・乳 幼児・重い持病患者さんへの感染は深刻で重篤化する可能性があるので要注意です。また、まれに肺炎や脳症の合併もあるので呼吸状態の悪化や意識障害があれば再度医療機関に相談ください。
いずれにしろ予防が第一です。早めのワクチン接種、マスク使用(特に感染している人)、手洗い、うがいを慣例にしましょう。
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救急科部長 竹中 洋幸
京都大学医学部卒
京都大学大学院卒
勤務歴:京都大学医学部付属病院、市立島田市民病院、康生会武田病院
専門分野:循環器内科

枚方公済病院
枚方市藤阪東町1丁目2番1号
TEL 072-858-8233

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