花園ラグビー場の雨が上がり、勝負の流れが変わったー。後半21分、同点に追い付き、その直後に逆転のトライを。そして攻め続ける相手をかわし、ノーサイドまで守り抜き、優勝を掴んだ仰星フィフティーン。
1月8日、東大阪市花園ラグビー場での第97回全国高校ラグビー決勝戦は東海大仰星高対大阪桐蔭高と、19大会ぶりの大阪勢対決に。雨天にもかかわらず多くの観客が見守る中、東海大仰星高が2大会ぶり5度目の花園制覇を果たしました。
先攻され、10点もリードされた苦しい試合を粘りと底力でひっくり返した選手たち。「部員96人全員ラグビー」を信条に、選手と控えの区別なく全員が同じグラウンドで練習を重ね、ミーティングを繰り返してきた彼らは、長田智希主将を中心に、ひたむきに一戦一戦を乗り越え、全国制覇を達成するまで成長しました。
就任後チームを3回優勝へと導いた湯浅大智監督(同校OB)は人の和、学校スポーツを通しての人間的成長を重んじ「思いやり、協力する心、自立心を養い、一人ひとり目標を持ち自己実現を」との思いで生徒たちを指導。「彼らは自分たちの役割を忠実に果たし勝利につなげることができた。人生を豊かにする素晴らしい経験になったはず」と称えました。
選手らはスタンドで声援を送り続けた部員らと固く手を取り合い、涙と笑顔で勝利の喜びを分かち合いました。彼らが万感の思いで見上げた「笑顔のスタンド」
は、心の中で永遠に輝き続けます!