『銀河鉄道の父』 (寝屋川市在住)
芥川賞は枚方市生まれの石井遊佳さん『百年泥』が受賞(インド在住)
1月16日、第158回直木賞と芥川賞が発表され、寝屋川市在住の門井慶喜さん(46歳)の『銀河鉄道の父』(講談社)が、直木賞に選ばれました。門井さんは、同志社大卒、大学職員として働いた後、’03年『キッドナッパーズ』で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、’06年に『天才たちの値段』で単行本デビュー。’15年に『東京帝大叡古教授』、’16年に『家康、江戸を建てる』で、共に直木賞候補になり、3度目の今回、見事受賞しました。
作品は、地元の名士で熱心な浄土真宗信者でもあった宮沢賢治の父、政次郎の視点から賢治の生涯を描きます。明治の父親らしく厳しくあろうとする一方、夢を追い続ける賢治を隠しきれない愛情で支える政次郎。表現力に優れ、人情が細部に宿り、ユーモアも散りばめられ、「父と子はいいものだなと読んだ方は必ず賛同すると思う」と評されました。
門井さんは、執筆活動の傍ら消防団の団員として地域の防災活動にも参加。17日には、直木賞受賞記念セレモニーが市駅前図書館で行われ、北川法夫市長は、「市民の誇り」と称え、門井さんの妻・俊子さんは、
「夫の執筆活動は孤独な作業と思っていましたが、多くの人に支えられていたことを強く感じました」とお礼を述べました。
’15年に『火花』で芥川賞を受賞した又吉直樹さんも同市出身です。
また、芥川賞には、枚方市生まれの石井遊佳さんの『百年泥』(新潮11月号)が受賞。私たちの住む地元にゆかりの人々から、大きな夢への挑戦が続き、輝きを放つ文学が生まれています。

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