「あれ?いつもと違う」という時に病院を受診しますが、症状によっては病院の受診を急がなくてもよい場合もあります。「受診を急ぐ症状」と「急がなくてもよい症状」の違いについてお話をします。
急ぐ場合の症状とは、ある時より突然に体調の変化が起きた場合です。例えば、朝ごはんを食べていた7時頃から右手がしびれて使いにくい、トイレで排便中に頭痛があり何度も吐いてぐったりしている、家の中で足が滑って転んでしまい痛くて歩けない、などです。このように「いつから」「○○ができない」「今まで経験したことのない痛み」など、明らかにいつもと違う症状がある場合は急いで病院を受診する必要があります。
次に、急がなくてもよい症状とは、時間の経過が長い場合です。例えば、2週間前から腰痛がある、1か月前から体がだるい、などです。時間の経過が長い症状の場合は、一般的に緊急度が低いと言われています。
病院受診を急ぐかどうかの判断を迷った場合は、かかりつけの病院やお近くの救急安心センター(大阪府下では救急安心センターおおさか ♯7119)などに電話で相談してみましょう。場合によっては症状に沿った病院が紹介されます。
また、電話で問い合わせを行う場合には、患者さんの今までの病気や現在治療している病気、飲んでいるお薬を説明できるようにしておきましょう。紹介された病院を受診する際は、必ずお薬手帳を持参しましょう。もし見当たらない場合はお薬を持参しましょう。

救急看護認定看護師
八田 綾子さん

JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
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