防災対策講座 自分を、家族を守れ〈枚方市教育委員会 社会教育課 主催〉

防災対策講座
自分を、家族を守れ!
主催・枚方市教育委員会 社会教育課

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 昨年は大阪北部地震、台風21号と、大きな災害が相次ぎました。ライフライン、通信、流通が途絶える事態に陥った時、自分と家族を守るためには備えが重要です。2月16日サンプラザ生涯学習市民センターで、子育て世代対象の講座「災害から身を守る!今すぐできる対策、教えます」が行われました。

枚方市消防団女性分団の人が講師となり、自分の防災袋を見せながら、子育ての経験者ならではのアイデアを披露しました。家族分の水と食料の備えは最低1週間分は必要で、水は各寝室に分けて置く、調理しなくてもかじって食べられるラーメンを定期的に入れ替えて常備。防災セットは身近な物で代用。ゴミ袋は配給の水を入れたり雨しのぎのカッパに、新聞紙を入れて簡易トイレにも。手ぬぐいも万能で、口に巻いてほこり除けや、包帯、汗を拭いたりマフラーにも。ラップは食べ物を入れるお皿代わりと、包帯や防寒にも使えます。

電池は切れていることが多いので、手動発電の懐中電灯・ラジオを。公衆電話用の10円玉と、もしも家族を探すことになった時のため、年に1回は家族の写った写真を印刷し、防災セットに入れておくべきとの話で締めくくりました。

参加者で、かつて母が阪神大震災で被害に遭ったという寺岡葉子さん(31歳)は、「子どもがいるので参加。参考にして防災袋を整えます」と話しました。

災害時、周りは皆被災者です。まず自分の力で災害を乗り越えることが大切。それから共助の力となりましょう。

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