星降る丘から健康便り:運動しながら脳を鍛える「コグニサイズ」で楽しく認知症予防

皆さん、「コグニサイズ」ってご存じですか?「コグニサイズ」とは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算やしりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称です。
英語のcognition(認知)とexercise(運動)を合わせてcognicise(コグニサイズ)と言います。
コグニサイズは運動で体の健康を促すと同時に、脳の活動を活発にする機会を増やし、認知症の発症を予防することを目的としています。 座ってじっくり頭を使う課題に取り組む脳トレとは異なり、コグニサイズは全身を動かす運動と、頭で考える課題とが組み合わさっていることです。課題はあまり考えなくても達成できてしまうものではなく、注意を払わなければ達成できないような課題でなければなりません。
例えば足踏みをしながら3の倍数で手をたたくなど、一人でも複数の人とでもできます。運動は健康な体だけではなく、脳にも良い効果をもたらします。
また、人は困難があるからこそ努力して成長するように、適度なストレスは脳の成長を促すとも言われています。
適度な負荷の運動と、思わず間違えてしまうような適度なストレスがかかる認知課題とを組み合わせた、コグニサイズで楽しみながら認知症予防!皆さんもどうでしょうか?
私もチャレンジしてみようかなと思われた方は「国立長寿医療研究センター」のホームページをご参照ください。

看護師
平尾 恵津子さん

JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
TEL 072-840-2641

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