星降る丘から健康便り:熱中症

 今年も暑い夏がやってきました。皆さん熱中症対策は行えていますか?
 熱中症は例年、梅雨明け直後の晴天が続く時期に最初のピークを迎えます。体内で過剰な熱が作り出されたり、熱の放出がうまくできない状態が主な原因ですが、軽い症状から命に関わる重篤なケースもあり、過去10年で毎年平均800人程度の方が亡くなっています。

 Ⅰ度(大量発汗、めまい、筋肉痛など)、Ⅱ度(吐き気、頭痛、倦怠感など)、Ⅲ度(高体温、けいれん、意識障害など)の3段階に分類され、症状と発症状況から診断されます。

 Ⅱ度以降は医療機関での受診が必要ですが
①本人の意識がはっきりしない
②自分で水分や塩分が摂取できない
③対処をしても症状が改善しないなど、一つでも該当すれば、すぐ医療機関を受診しましょう。

 予防は高温、多湿の条件下を避け、適度な空調で室内の温度を快適に保ち、通気性の良い素材の衣服を着ることで熱中症の危険を避けやすくなります。また、水分をこまめに取り、塩分をほどよく摂取したり、散歩は朝早くに行うなど工夫しましょう。
 特に高齢の方は暑さに気付きにくく、発汗能力も衰えています。喉が渇いていなくても水分摂取を心がけ、今何度くらいの部屋に自分がいるのか室温を測ることをおすすめします。そして「この程度の暑さなら大丈夫」と我慢せず、冷房を入れるようにしてください。
 日々の生活の中で暑さに対する工夫を行い、熱中症を予防し暑い夏を健康に過ごしましょう。

JCHO星ヶ丘医療センター
慢性呼吸器疾患 認定看護師 北井 みち恵さん

JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
TEL 072-840-2641

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です