シリーズ人権を考えよう:だれもが乗りやすい電車

交野市立岩船小5年 粂井泰祐(くめい たいすけ)

ぼくは電車が好きなので、人が電車に乗りやすい工夫にはどんなものがあるのか考えてみました。
ぼくが前から不思議に思っていたことは、「車イスの人はどうやって電車に乗りおりしているのか」ということです。そこで実際にJRの駅員さんに聞いてみました。 まず、車イスの人が駅員さんに何時の電車に乗って、どこでおりるかを伝えます。次に、駅員さんは電車とホームの間につけるスロープを用意し、車イスの人と一緒にホームに行きます。電車がきたら、スロープを設置し、車イスの人が安全に乗ったことを確かめます。その後、すぐに業務用の電話で車イスの人がおりる駅に電話し、何時着の電車で、何両目でおりるかを伝え、スロープを用意し、待っていてもらうそうです。これは、目の不自由な人にも同じようにしていると教えてくださいました。
ほかにも駅のホームを見ると、目の不自由な人が安全に歩くための点字ブロックがたくさんあります。これには、主に点状ブロックと線状ブロックの2種類があります。点状ブロックには、止まれ、注意という意味があります。線状ブロックは、方向を示しています。点字ブロックの上には物を置いてはいけません。目が不自由な人が通れないからです。
ほかにも体の不自由な人のために、優先席などがあります。
ぼくは、誰もが乗りやすい電車にするためにいろいろな工夫があるのだなと思いました。

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