シリーズ人権を考えよう:家族のかたち

交野市立倉治小 5年 宮前 夢都(めいと)さん

ぼくは『奮闘するたすく』という本を読みました。この本を選んだのは、この本が、ぼくの家族とにていることと、表紙の車イスに座るおじいちゃんの絵が気になったからです。
この本は、たすくが主人公の物語です。たすくは、小学五年生の男の子です。そして、たすくは、学校の先生の提案でデイサービスの様子をレポートして提出します。
ぼくがこの本を読んで、心に残ったところは、たすくのおじいちゃんの認知症が原因で家で火を出しそうになった事件で、たすくが悲しみと怒りが入り混ざったようなショックをうけてしまう場面や、自分から、「風呂には、おれがつれていく。」とおじいちゃんの手をギュッとして言うところです。ぼくはこの部分を読んで、きっとたすくは、「もうおじいちゃんを悲しませたくないし、守りたい。」という気持ちだったのかな、と思いました。
なぜなら、ぼくにもたすくと少しよくにた体験をしたことがあり、ぼくの家でいっしょにすんでいるひいおばあちゃんが、家の中で転んでしまってから車イス生活になってしまったからです。もしぼくがたすくと同じような立場だったらと考えると、ぼくもたすくのようにひいおばあちゃんの手をギュッとして風呂につれていくだろうと思うからです。
ぼくはこの本から、介護をする側、介護をされる側の大切さを学びました。これから、ひいおばあちゃんの介護を今よりお手伝いしたり、デイサービスでの話をひいおばあちゃんに色々と聞いてみたりしようと思います。

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