ゴールへと突き進め!NAGAO SOCCER SCHOOL





 地域ぐるみで少年少女たちの成長を見守っていきたい、そんな願いを担うサッカーコミュニティ「ナガオサッカースクール」が、昨年7月に誕生しました。  地域のサッカークラブでは活動場所が見つからず、練習がままならないことや、学校の部活動では顧問の先生の異動などで活動が左右されてしまうことも。このような問題を解決し、継続的にサッカーに打ち込めるようにと、大阪府立長尾高校のサッカー部OBで、現役時にインターハイ出場を果たし、現在は同校サッカー部顧問の尾島大樹先生が中心となり、立ち上げたサッカースクールです。  スクールの母体は長尾高校サッカー部のOB会で、同高校のグラウンドで現役のサッカー部員と、中学生の会員、さらに地域のクラブチームが合同で毎週火曜日に練習、参加費は無料。さらに、尾島先生が地元企業に趣旨を説明し、賛同した17企業の協力を得て、プロさながらの企業名入りのユニフォームを作成。また、GPSで運動能力を計測する最新機器「Knows」を導入し、革新的な指導を実現しています。スクール生は地域の清掃活動に参加して地域の人々や協力企業と積極的に交流し、地域の活性化につなげます。
 スクール生で、長尾高校サッカー部キャプテンの篠原暖翔さんは、「クラブチームや中学生、企業の方々と交流し合うことで、コミュニケーション力がついた。ここをOBになって戻れる場にしたい」と。尾島先生は、「サッカーだけでなく、高齢者や子どもたちの運動の場や、スポーツイベントなどにも高校の設備を提供し、地域に密着したスポーツコミュニティへ発展させたい」と意気込みを語りました。
 地元企業を巻き込み、地域活動の中心となるコミュニティーを目指し、前進するナガオサッカースクールから目が離せません!