性感染症STDの最後はHIV感染症についてです。ご存じの方も多いと思いますが、HIV(Human Immunodeficiency Virus)とは、後天性免疫不全症候群=AIDS(エイズ)の原因となるウイルスです。同性間を含めた性行為によるものが主な感染経路で、近年、特に2000年代に入り増加し続けています。
 エイズは最近、多くの治療薬が開発され、これまでのような「不治の病」とは言えなくなってきていますが、まだまだ恐ろしい病気です。また、HIVに感染してからエイズを発症するまでの期間が、平均で約10年間と長いため、感染に気付かないうちに周囲に広がり、今後、ますます増加する可能性があります。
 もう一つ、これまでにご紹介しましたクラミジア感染や淋菌感染という、ほかのSTD感染者はHIVにも感染しやすいという事実があります。従ってエイズについては、治療法の開発はもちろんですが、STDの可能性のある人への啓発活動が行政により広く行われており、ちょうど、この6月1日から7日まではエイズ予防財団によるHIV検査普及週間になっています。
 この期間に限らず、全国の保健所で無料・匿名でHIV検査が受けられます。もちろん枚方保健所でもできますので、ご心配な方、心当たりのある方はぜひ、問い合わせてみてください。

泌尿器科部長 百瀬均院長 大山信雄先生
星ヶ丘厚生年金病院 
枚方市星ヶ丘4-8-1 TEL072-840-2641

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