冷えと神経痛

Q 48歳女性。更年期でもありますが、腰から下肢への痛みで夜中も目が覚めます。入浴すると痛みが和らぎます。
A 下腹部の血のめぐりを良くし、血と水の流れも改善し、下半身の冷えと痛みを取る作用のある疎経活血湯(そけいかっけつとう)がいいでしょう。
Q 30歳男性。まだ若いのに冷えると排尿回数が増え、夜間も一度はトイレに行きます。腰から下がとにかく痛い。シャワーでは無理ですが入浴すると楽になります。
A 夏場の一日中冷房でのデスクワークで下肢が冷え切っていると思われます。下半身を温め、痛みを取る作用のある苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)がいいでしょう。いずれの場合も痛み止めの頓服として、芍薬甘草附子湯(しゃくやくかんぞうぶしとう)で痛みを取ってください。
最近は冷房のせいでしょうか、老若男女を問わず冷えが原因の疾患が多いように思います。

漢方薬処方箋調剤 カジタ薬局
薬剤師 梶田 幸子
交野市妙見坂3の1の6
☎072-892-8908
※漢方のご相談はできるだけ電話予約願います。
星ヶ丘厚生年金病院、星田南病院、その他国公立・私立総合病院、一般病院の院外処方箋取り扱っています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です