のどに手を当てて声を出してみましょう。振動していますね。口の前に紙をたらして声を出し、紙を手で触るとやはり振動しています。のどの振動が空気を伝わってきたのが分かります。音は振動が伝わる現象なのです。今回は音の振動を使ったおもちゃを作ってみましょう。
モールを3〜4㎝程度に切って写真のようなとぐろを巻いたヘビの人形を作ります。次に紙コップの横に穴をあけ、A4の紙を半分に切って巻き、細長いパイプを作って差し込みます。
紙コップを逆さまにして「ヘビ」を乗せ、紙のパイプの先に口を付けて「ア〜」とか「ウ〜」とかいろいろな高さの声を出してみましょう。音の高さに応じてヘビが回転を始めます。モールをよく見ると細い毛が一定方向に傾いているのが分かります。声が伝わって紙コップの底が上下に振動すると、モールの毛が一方向に押され、「ヘビ」が回転します。
この現象を利用すると振動で物を運ぶことができます。「振動搬送」と呼ばれ、工場などで実際に応用されています。振動搬送は色々な方向に運べるので、様々な物の搬送に使われています。声の高さを変えてみましょう。動かない時や小さな声でも回転する時があります。モールの形を変えても動きが変化します。ぜひ実験してみましょう。

過去コラムはコチラ→ http://www.mylife-np.com/koramu_kako/jikkenn.html

山田善春教諭 プロフィール
理科教諭や学生、社会人など、実験好きの人たちが集まるサイト「オンライン自然科学教育ネットワーク」の世話人。
http://www.onsen-web.org

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