生まれたことが大奇跡

この世に生を受けた皆様…、一体どれくらいの確率であなたは生まれてきたのか、なんて考えたことはおありでしょうか?その確率を「1億円の宝くじを(1度もはずれることなく)連続で当てる回数」に例えるとします。10回連続でしょうか?100回でしょうか?…答えは100万回なのです。生を受けることはそれほどにまれなことで、これを「奇跡」いや「大奇跡」というのでしょう。
カウンセリングの仕事をしていると「なぜ、私は生まれてきたのか」「私なんて生きている価値などない」「消えて無くなりたい」と、涙ながら訴える方がいらっしゃいます。その時に前述の話をさせていただくと、驚きとともに「少し生きる勇気が湧いてきまし
た」と生きることへの意欲が見て取れます。
私も過去に辛いことがあったり、生き辛さを感じた時にそう思いました。また、そのような時に親を恨んだこともありました。
しかしながら逆にハッピーな出来事、仕事で成功した時には「親」のことなど考えもせず、顔さえも浮かんでも来ません。でも、「違う!」。そう、それは大間違いなのです。自分にとって喜ばしいことが起こった時にこそ、「産んでくれてありがとう」と親に感謝の意を示す絶好の機会なのです。

こころの教育Q&A 子どもの心理を知ろう
関西カウンセラーズ研究会

心理分析室 深田昭一事務所
TEL 06-6942-0605
大阪青年会議所会員(文化都市推進委員)
元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。

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