シリーズ人権を考えよう:沖縄戦を学んで
交野市立第二中学 3年 朝倉 瑠理(あさくら るり)
私は”たくさんの人々が犠牲になった戦争”ということは学んで知っていたけれど、当時の米軍の戦い方のひどさは、予想をはるかに超えるほどでした。
もし、私があの時、沖縄にいて戦争に巻き込まれていたとしたら、どんな思いをしただろうか…と考えると、とても恐ろしいです。洞くつへ逃げたとしても、爆弾のようなものを投げこまれたり、撃たれたり、あるいは集団自決をしたりなど、結局は死へ結びついてしまう、そんな戦争だと思います。日本の兵士の手当てをしていたひめゆり学徒隊も、
何の罪もない住民も苦しみながら死んでしまうという、言葉では言いつくせないような戦争です。
どうかこの戦争で犠牲になった方々の命を無駄にせず、このまま平和が続いていってほしい、これが私の願いです。
私が考える平和というものは、”何気ない日常生活を笑って過ごすことができる”、ただそれだけのことです。この時代に生まれることができたことに感謝して、一日一日を大切に生きようと思います。
世界各地でまだ戦争が続いていますが、戦って、土地を占領して、その国の主権を獲得することよりも、”平和”が何よりも大事だということに早く気づいてほしいです。
日本だけでなく、世界中が平和であればいいなと思います。