人間の脳はつらいこと、悲しい出来事に対して強く反応し、長期記憶として長く脳に残ります。うれしかった記憶や楽しかった記憶をかき消すように。脳科学的な根拠としては、自分にこれから起こるであろうマイナスな出来事に対しての危機管理能力を養うためのメカニズムだと考えられています。
 さて、ここで私の持論なのですが、マイナスな出来事に遭遇した場合、例えば否定、批判を受けた時に養っていただきたい力があります。それは「鈍感力」です。「変わった事を言う人もいるんだな…」と。馬耳東風でスルーするのです。
 逆にうれしいことや楽しい事が起こった時。例えば誰かからほめられた場合に養う力は「敏感力」です。そう、敏感に反応、感謝するのです。そうすることによって、脳のメカニズムをプラスの方向に変えてしまうのです。すると楽天的に日々を過ごすことができるのです。
 しかしながら、うれしい時に敏感力、つらい時に鈍感力だけフル活動させてはダメなのです。危機管理能力も必要だからです。
 子どもさんが学校で起こった出来事に対して、ここは鈍感力を働かせるべきか、敏感力を働かせるべきか、深く考えさせるのか、笑ってスルーさせるのかは親御さんの判断する「俊敏力」が必要となってきます。
……………………
元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。

こころの教育Q&A 子どもの心理を知ろう
関西カウンセラーズ研究会

心理分析室 深田昭一事務所
TEL 06-6942-0605
大阪青年会議所会員(文化都市推進委員)
元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

ページ上部に