年に一度の晴れ舞台、練習の成果を発揮



主催/枚方市教育委員会・北河内地区PTA協議会
家庭で、子どもに優しい言葉をかけることができていますか?2月19日、メセナひらかたで「夜回り先生」こと、水谷修さん(花園大学客員教授)による講演会、「あし
た、笑顔になあれ 夜回り先生、いのちの授業」が開催されました。
中高生のいじめ、非行、不登校、薬物乱用といった問題は後を絶ちません。25年前から深夜のパトロール「夜回り」を行い、彼らの更生に尽力してきた水谷さん。時代は流れ、夜に外を徘徊する青少年だけでなく、「普通に見え
る」子が引きこもり、リストカットを繰り返すなど、問題は多様化。夜回りだけでなく、電話やメールで、苦しんでいる子どもたちの声を聴き続けています。
「一体誰の子?」と親に言われたのがきっかけで、非行・売春に走り、エイズを発症して亡くなった少女を救えなかった無念。多くの子どもたちの死に立ち向かってきた水谷さんの訴えは、胸を打ちます。
子どもたちの問題行動は押さえつけるだけでは、解決しません。大人は飲みに行き、ランチを食べたりと発散できますが、夜の街を徘徊するか、深夜に携帯・イン
ターネットを乱用、見えない相手としか交流しない状態の子どもたちは、行き場がありません。
「夜の世界は私が見回り続ける、皆さんは昼の世界で子どもたちを温かく迎え入れてほしい」。子どもに、一週間に30個の美しい、優しい言葉をかけ、「生きていく意味」を実感させてあげてほしい。昼に外で美しい自然に触れさせてあげてほしい。そして「大阪のおばちゃん」の街であり続けて、地域で子どもを見守り、声をかけてあげてほしい。辛い時の優しい言葉かけが、どれだけ救いになることか、と。
講演の最後に終戦直前の沖縄の話を。ガマ
(洞窟)に逃げ込んだ沖縄の人たちは、米兵の襲撃に対し自ら盾になり、子どもたちをかばい、子どもらもそれに習い、盾になり乳幼児を守ったー。日本はかつて大人たちが子どもたちを捨て身で守ってきた、そして受け継がれた命はかけがえのないもの。子どもたちを守るために、笑顔を向け続けることが私たち大人の使命です。

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