春爛漫。桜が冬の寒さに耐え、見事に開花しました。学校でも社会でも変化の時期となります。
では、このような始まりの時期になぜ、自死が多いのでしょうか?特にうつ病の方々は、あらゆる変化に対応するのが苦手とされます。昇進うつ、引っ越しうつ、出産うつ等々…。この時期にうつ病に対してのカウンセリングも増加します。精神的な苦しみに症状は出ずに体の不調や痛みの症状(仮面うつ)を訴える方々も多くいらっしゃいます。私はうつ病は余命不明の「心のがん」と思っております。
さて、ここで、うつ治療の3要件をお話します。①投薬治療②カウンセリング③家族の理解です。中でも私は、③の家族の理解が一番必要かと思います。心の弱い人がうつ病になるのではなく、心の強い人が頑張りすぎて上げる、心の悲鳴がうつ病です。
環境の変化の多い4月5月には子どもさんのささいな心身の変化に気を配っていただき、気付かれたなら、まずは、かかりつけの病院を訪ね、その状態が2週間を過ぎても改善されない場合は精神科、心療内科への受診をおすすめ致します。再度、申し上げます。以前、うつ病は「心の風邪」と言われていましたが、今では「心のがん」なのです。

「関西カウンセラーズ研究会」を主宰し、勉強会を開催しています。
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元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。

こころの教育Q&A 子どもの心理を知ろう
関西カウンセラーズ研究会

心理分析室 深田昭一(上級教育カウンセラー)