「5月病」、親子それぞれにとって厄介な時期の到来です。特に不登校という形で現れるケースが多く、この状態に陥ると大抵親は「春休みボケ」「怠け病」などと子どもを叱咤します。
このような対応では子どもは学校に行きません。理由は簡単です。自分を否定する親の言う事など聞きたくないからです。また、親は「自分の育て方が悪かった」と自分を責め始め、心が不安定になり、焦燥感にかられてしまいます。不思議と、そのような不安定感、焦燥感は子どもに伝わり親も子も、出口を見失ってしまうのです。
子どもにはその時に見てほしい、聴いてほしい心があるのです。カウンセリングを学習している人は聞き上手で、前述の「見えない心、聴こえない心」を見て、徹底的に聴き続け、その後に「辛いね…」「しんどいね…」と応えます。
さてここで気を付けていただきたいのは、聴いた後の「でもね」という言葉です。「でもね、そんなんじゃ高校に行けなくなってしまうよ」「でもね、友達も離れて行くと思うよ」と恐怖を与えてしまうのです。そうすると、先に言った「辛いね…」「しんどいね…」の言葉はすべて嘘になってしまうのです。
今後は、「でもね」禁句思想を持ってください。

「関西カウンセラーズ研究会」を主宰し、勉強会を開催しています。
ご見学・体験お気軽に。
お問合せ/伊藤まで TEL 090-3869-8479

元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。

こころの教育Q&A 子どもの心理を知ろう
関西カウンセラーズ研究会
心理分析室 深田昭一(上級教育カウンセラー)