年末は大掃除やおせち作りでお母さんたちは大忙しです。冬休みの宿題もせずにゲームに興じる子どもにイライラすることも多々あるでしょう。今号は、その忙しさを利用して子どもに自信をつけさせる方法をご紹介します。
それは簡単な「食育」 です。今の子どもたちはセルフ・エスティーム(自己尊厳感)が低下しています。そこでこの時期を利用しての食育です。まず豆腐を手のひらに乗せて、子ども包丁などで豆腐を四つ切りにさせます。うまくできればほめてあげてください。またうまく切れなくても決して叱らず「いろんな形の豆腐ができたね」と笑顔で対応してあげてください。
元旦に出されたお雑煮には子どもが切った豆腐が入っています。そこでまた、「○○ちゃんの切った豆腐はおいしいね」と家族全員、または親戚の方にもあらかじめその主旨を伝えてほめてもらいます。
「この豆腐はぼく(私)が切ったお豆腐なんやで」と子どもはドヤ顔で自慢します。ただこれだけで自己尊厳感が身につくのです。どうかこの年末に子どもが主人公になれる食育を経験させてあげてください。

こころの教育Q&A 子どもの心理を知ろう
関西カウンセラーズ研究会
心理分析室 深田昭一(上級教育カウンセラー)
元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。