吉田医療新聞:高血圧の運動療法 有酸素運動をしましょう!

 春もたけなわ、花の香りあふれる季節となりました。体を動かすにはうってつけの時期でもありますので、今回は高血圧の運動療法についてお話をしたいと思います。
 皆様は「有酸素運動」というものをご存じでしょうか?「有酸素運動」とは酸素を多く取り込みながら一定の動作を長く持続させる運動のことで、ウォーキング、軽いジョギング、サイクリング、スイミングなどが良い例です。このような運動を毎日30分間、もしくは週3回60分間、「ややきつい」と感じる手前くらいの、おしゃべりしながらできるくらいの強さで行えば、1か月後には10mmHg程度血圧が下がります。
 運動療法を行う際の注意点は、心臓が悪い方は主治医の許可を得てから行うこと、運動不足の方は最初の1〜2週間は10分間程度から慣らしていくこと、準備運動を必ず行うこと、食直後は避け食後1〜2時間くらいに行うこと、運動前後に水分補給をすること、息が上がるほどの運動は無酸素運動となり心臓に負担がかかるので避けることです。そして何より継続して行うことが大切です。
 高血圧の方は桜の美しいこの季節から運動療法を始めてみてはいかかでしょう。うまくいけばお薬を減らすことができるかもしれませんよ。

毅峰会 吉田病院(枚方市北中振3-8-14)
TEL 072-833-1831
循環器内科部長 木戸 淳道

京都府立医大医学部卒業
日本循環器学会専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医・施設代表医

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です