シリーズ人権を考えよう:「警察犬になったアンズ 命を救われたトイプードルの物語」

交野市立旭小学校 5年 前田 桐子(とうこ)さん

私は、表紙の写真がトイプードルだったので、トイプードルが警察犬になれるのかと思って読み始めました。トイプードルの名前はアンズです。生後3カ月のアンズを、茨城県の動物指導センターに「本のとおりにやってもこの子犬はできないから。」という理由でかい主がすてに来ました。センターに連れてこられた犬は、その日のうちにころされてしまいます。本のとおりにいかなかったからといって、ころすのはかわいそうと思いました。作者がアンズを引き取ってくれて、命が助かってよかったと思いました。
アンズは、作者の家のシェパードたちに、あたたかくむかえられていっしょにこつこつ訓練しました。私はフライドチキンのにおいをくつのうらに付けて、足あとを追う練習をしたり、土手で訓練のと中にウサギと間ちがえられてオオタカにおそわれたりした事に、おどろきました。
大型犬にまじって警察犬の試験を受けて、合かくした時は小型犬なのにすごいなと思いました。
人はわらうかもしれないけど、やらないで後悔するより、ダメかもしれないけれどやってみたほうがいいのではないか、と思いました。やらないであきらめるより、とにかくやってみるという所が一番心にのこりました。訓練をがんばったアンズがシェパードたちといっしょに、かつやくできたらいいなと思います。

※この作文は小学4年生の時に書いたものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です