吉田医療新聞:難治性(治療抵抗性)高血圧について

雨が多く、ひたすら梅雨明けを待ち焦がれる毎日です。さて、今回は「難治性高血圧」についてお話させていただきます。これは「治療抵抗性高血圧」とも言われ、3種類以上の血圧のお薬を飲んでいるにも関わらずコントロール不良の高血圧のことを言います。
高血圧で治療中の方の10%以上が「難治性高血圧」と言われており、特に心筋梗塞・脳卒中を合併しやすいことから決して放置してはいけません。まずは生活習慣を正すことが先決です。
以前にもお話した食事・運動療法を適切に行いましょう。それでも効果がない場合はお薬に着目します。今飲んでいる降圧薬の種類を変更したり(特に利尿剤が効く場合があります)、同じお薬でも飲む時間を変更したり、回数を増やすことで血圧管理が良くなることがあります。
さらに降圧薬以外で服用しているお薬はありませんか?その中に血圧を上げる作用を持つ薬が含まれている場合があります。痛み止めや漢方薬、そして経口避妊薬などがそれに当たります。これらは中止や変更をしなければいけませんので、「難治性高血圧」の方は主治医の先生とよく相談して治療を行うことが必要です。

毅峰会 吉田病院(枚方市北中振3-8-14)
TEL 072-833-1831
循環器内科部長 木戸 淳道

京都府立医大医学部卒業
日本循環器学会専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医・施設代表医

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です