こどもの心理を知ろう:聴いてください(ラヴィング・イーチ・アザーより)

私の話を聴いてください、と頼むとあなたは助言を始めます。私はそんな事を望んではいないのです。
私の話を聴いてください、と頼むとあなたはその理由について、話し始めます。 
申し訳ないとは思いつつ、私は不愉快になってしまいます。
私の話を聴いてください、と頼むとあなたはなんとかして、私の悩みを解決しなければという気持ちになります。おかしなことに、それは私の気持ちに反するのです。
祈ることに慰めを見出す人がいるのは、そのためでしょうか。神は無言だからです。
助言したり、調整しようとはしません。神は聴くだけで私の悩みの解消は自分にまかせてくれます。
だからあなたもどうか黙って私の話を聴いてください。話をしたかったら、私が話し終わるまで少しだけ待ってください。
そうすれば私は必ずあなたの話に耳を傾けます。

上記の文章はカウンセリング研究会で相手の話を聴く時のバイブルにしてくださいと言ってお渡ししている文章です。皆さんはこの文章を読まれてどのようにお感じになられたでしょうか?私が初めて読んだ時には目から鱗でした。実は子どもさんたちは悩みを解決したり、助言を望んでいないのです。ただひたすら聴いてあげることで自らの問題を解決することができるのです。

こころの教育Q&A こどもの心理を知ろう
関西カウンセラーズ研究会
心理分析室 深田昭一(上級教育カウンセラー)
元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。

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