更年期障害① 平成17年12月1日号

 今回は更年期障害についてお話します。
 ①自律神経関係では、顔が赤くなったりほてる。心臓が何かの拍子にドキドキする。急に汗をかくようになる(特に首筋から顔にかけて)。冷え性、風邪でもないのに寒気がする。頻脈、倦怠感、腰痛、肩凝り、手足のしびれ、かゆみ、下痢、便秘、頻尿、排尿痛、食欲不振、吐き気など。②精神神経関係では、イライラする、頭痛、目まい、耳鳴り、のぼせ、うつ症、無気力、脱力感、不眠など。③性器関係では、男性は前立腺異常、性欲減退(男女共)、女性は異常出血、おりもの、外陰部のかゆみなど。
 更年期障害は以上のような症状を2つ以上訴えるのが普通です。もちろん、前述のような症状でもほかの病気の場合もありますが、ほとんどは病院でいろいろ検査しても異常なしと言われ、どうして良いか分からず、私の所へ来られるケースが多いです。
 では更年期障害とはどういうものなのでしょうか。これは何も女性の専売特許ではなく、男性にもあります。しかし圧倒的に女性に多いのは、月経という女性特有のものがあるからです。そこで更年期という事にちょっと触れましょう。①閉経前期 ②閉経期 ③閉経後期と3段階に分けられます。
 ①の閉経前期では月経不順、月経のように出血は有っても排卵が無く、卵巣の機能低下をきたします。②閉経期とは最後に月経が有った時期。③閉経後期は閉経後に卵巣の働きが減退し、老年期に移行するまでの期間をいいます。
 閉経時期は個人差が大きく、人によりまちまちです。健康状態、経済的条件、精神状態、環境、気候、人種などにより異なるからです。さらにダイエットなどで40歳未満の人の早発閉経もあります。一般には40歳から50歳ぐらいで閉経しますが、近年は栄養状態、運動、環境などの影響で低年齢から高齢まで生理があるようですから、閉経時期にも相当差があると思います(治療法は次回に)。
◆無料体験のお知らせ
日時/12月7日(水)14時半場所/メセナひらかた(ラポールひらかたの北側)
※必ず電話で予約をしてください。当日会場での申込みはお断りします。 

吉見カイロプラクティック クリニック
吉見 猪之助院長
気功とカイロプラクティック療法で難病患者の施術も。毎水曜枚方駅前教室などで気功教室開催中。
東大阪市花園東町1の17の2 tel.072(961)4433
http://www.jin.ne.jp/yoshimi 

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