「感動する出会いに期待」〜新年のごあいさつ〜

皆様、あけましておめでとうございます。
早いもので、このコラムを担当して4回目になります。最近、取材先で、「読売新聞の梶です」と名乗ると、「ああ、あのコラムを書いている記者さんですね」「いつも読んでますよ」と声をかけてもらうことがあります。
本業の読売新聞の紙面にも、署名記事を書くことがありますが、初対面の方に、「ああ、あの記者さん…」と言われることは、ほとんどありません。なので、熱心に読んでくださる読者の方がいることを肌で感じられることは、非常に新鮮で、ちょっぴり緊張します。これからも、温かい目で見守っていただけると幸いです。今年もお付き合いよろしくお願いします。
さて、昨年も色々なことがありましたが、皆さんの心に残っている出来事は何でしたか?  私は、何と言ってもロンドン五輪です。読売新聞大阪本社でも取材班を作って、半年以上前から準備をし、本番に臨みました。残念ながら、ロンドンには行けなかったのですが、私も一応、取材班の一員として、日本国内を駆け回り、たくさんの選手を取材しました。
女子トライアスロンに出場した枚方出身の足立真梨子さんにも、ロンドン出発前に開かれた、記者会見場でお会いしました。普段は、おっとりとした方ですが、試合になると、きりっとした顔つきに変わり、たくましく、力強い走りや泳ぎを見せてくれます。ケガから復帰して挑んだ大舞台で、14位と健闘し、多くの日本人を感動させてくれました。「最初は自転車にも乗れなくて、監督と河原で練習したんですよ」と話していたのが意外で、印象に残っています。笑って話してましたが、日本代表になるまでに、たくさんの努力をされてきたことは、想像に難くありません。「努力をすれば報われる」とよく言いますが、選手を取材して、つくづく簡単なものではないと思いました。ほんの一握りのチャンスをつかむために、一つの競技に人生をかける、彼らの努力の量と、自分を信じる力の強さに圧倒されっぱなしでした。
今年も、たくさんの感動する話に出会いたいものです。皆様にとっても、よい年になりますように。
読売新聞枚方支局 梶 多恵子

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