国際的絵本作家への登竜門 2015ボローニャ国際絵本原画展 入選 たけうちちひろさん(枚方市在住)

machi_t「2015年ボローニャ国際絵本原画展」に、枚方市在住のたけうちちひろ(武内ちひろ)さんが見事、入選しました。 同展は、イタリア・ボローニャ市で1967年から開催されている、子どもの本のために制作された原画コンクール。作品レベル、審査基準が共に高く、世界中のイラストレーターの登竜門として注目されています。
受賞作品は、片腕を無くしたロボットがその腕を探しに行く物語を切り絵5枚組で表現。ロボットの仲間が応援し、はさみやほうき、フォーク…!?水族館に行き、魚のおなかの中から、デパートではたくさんの商品から、「これ、腕と違うか?」と色々な物を探し出します。大人も子どももクスッと笑ってしまう面白くて、心温まる絵本の原画です。
たけうちさんは、1男2女の母。マイライフ新聞社で長年制作を担当し、子育てと仕事を両立しながら武蔵野美術大短大を卒業。退社後、こども絵画教室を主宰するほか幼稚園や小学校、障害者施設で工作指導やワークショップ企画、切り絵・工作本の監修など幅広く活動しています。
また春には、大人のクラフト「iro iro(いろいろ)」を、鍵屋資料館ほかで開講予定。
楽しくて興味深いものを続けていると、面白いし、身につく。子どもたちには教え込まずに、興味を引き出し、思いっきり表現させたいと。
世界の扉を開け、さらに、子どもたちを、自分を、わくわくさせるために突っ走ります。
※同展開催後、日本国内4か所で巡回展が行われます。近隣では、6月13日〜8月2日、西宮市大谷記念美術館にて。

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