星降る丘から健康便り:新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者だと思ったら

感染管理 認定看護師 小野 恵実子さん

 新型コロナウイルスの第6波は感染のピークを超えていますが、これまでに多くの人が感染しました。自身が感染しなくても、家族や身近な人が感染して濃厚接触者になったという人もいるのではないでしょうか。今年3月から大阪府では陽性者と濃厚接触の可能性がある方については、自主的な対応をお願いしています。 そこで、濃厚接触者の定義や待機期間、家庭内の感染対策をお伝えします。
 陽性者は、発症日(無症状の方は検体採取日)より2日前の接触から療養終了日までは、周囲の方に感染させる可能性があります。

 この期間に接触した方のうち、「陽性者と同居、あるいは長時間(1時間以上)の接触(車内・航空機など)があった人」、「手で触れることのできる距離(1m)で、必要な感染予防策(マスクなど)なしで15分以上話をした人」に該当する場合は濃厚接触者となります(大阪府HPより)。濃厚接触者の待機期間は、陽性者と最後に接触した日から7日間となります(左図参照)。自宅待機の際には、不要不急の外出の自粛と健康観察を行います。

 家庭内の感染対策は、日常生活を送る上で可能な範囲で、マスク着用、手洗い・手指消毒、タオルの共有を避ける、頻回に触れる物の消毒(ドアノブ等)、定期的な換気をするなどです。

 濃厚接触者になった場合は、決められた期間が過ぎるまでは、「もしかしたらコロナウイルスに感染しているかも」と考えて行動することが重要です。