明けましておめでとうございます。
 昨年7月にこの連載を開始してから、おかげ様で半年が過ぎました。日常生活に支障を来す事の多い排尿障害の原因となる疾患を中心に、できるだけ分かりやすい表現を用いる事に留意して紹介してきました。 これまでに「前立腺肥大症」「腹圧性尿失禁」「過活動膀胱」「間質性膀胱炎」「血尿」について、お話ししてきました。果たしてうまくお伝えできたのか、いささかの不安は否めませんが、今年も引き続きいろいろな情報をお伝えしますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
 今年は、「夜間頻尿」「尿路結石症」「夜尿症」「神経因性膀胱」「女性性器脱」「高齢者の在宅での排泄管理」などの疾患を取り上げようと思っています。どれも多くの方を悩ませている疾患ですが、一方で病態が十分に解明されておらず、適切な治療法が確立していない事も事実です。
 次回はまず「夜間頻尿」についての話です。「夜中に何度もトイレに起きるのがつらい」という悩みは非常に多くの方が持っており、大規模な疫学調査でも、日常生活を最も強く妨げる排尿症状である事が明らかとなっています。このように「夜間頻尿」は重大な症状であるにもかかわらず、最近まではあまり熱心に研究されてきませんでした。そして、最近の研究で幾つかの新しい事実が発見され、その中で誤った情報や知識によって自ら「夜間頻尿」を作り出している方が少なくない事が分かってきました。何か思わせぶりな書き方になりましたが、ぜひとも次回を楽しみにしておいてください。
 今年が皆様方にとって、健康に恵まれた一年でありますように。

泌尿器科部長 百瀬均院長 大山信雄先生
星ヶ丘厚生年金病院 
枚方市星ヶ丘4-8-1 TEL072-840-2641

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