毎晩のように大きないびきがあるお子さんはいないでしょうか。また、いびきが突然止まってその後いびきが再開することなどはないでしょうか。熟睡しているといびきが起こると思われる方もいらっしゃいますが、そうではありません。息の通る道が狭くなっていることを意味しています。
夜中に何度も目が覚める、目覚めが悪い、日中の眠気や集中力のなさ(一部では日中に注意欠陥・多動がある)、などの症状がある場合は、いびきをかいている間にお子さんの胸とお腹を観察しましょう。シーソーのように胸とお腹が交互に膨らむ呼吸は、呼吸が非常にしにくくなっていることを意味しています。
小児のいびきや睡眠時無呼吸の原因は上気道(鼻からのどまで)に原因があることがほとんどです。アデノイド増殖(鼻の一番奥にある組織が大きい)や口蓋扁桃肥大(俗にいう扁桃腺が腫れている)が原因ならば4〜6歳頃にピークがあります。いびきや睡眠時無呼吸がある場合は成長や発育自体に影響が出たり、落ち着きがなくなったり学習意欲が低下してしまうなどの可能性があります。
幸いなことに右記が原因であればアデノイドを切除したり、扁桃を摘出すれば症状は著明に改善することがほとんどです。年齢や症状の程度によっては手術をせずに経過観察することもあります。気になる方は一度耳鼻咽喉科を受診してください。
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髙安 幸恵先生
日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
星ヶ丘厚生年金病院
枚方市星ヶ丘4-8-1 TEL072-840-2641

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