ノロウイルスは毎年11~2月に流行する、感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。主に手指や食品などを介して、経口で感染し、感染から発症までの時間は24~48時間。主に吐き気、おう吐、下痢、腹痛などの症状があり、発熱は軽度です。
ノロウイルスは、感染力が非常に強く、感染者のおう吐物やふん便中に含まれる大量のウイルスのうち、わずか10~100個程度で感染すると言われています。また、アルコール消毒剤はあまり効果がないため、流水と石けんによる手洗いや85℃以上、1分以上の熱処理が効果的です。
汚物処理のポイントは、①使い捨ての手袋、ガウン(エプロン)、マスクなどを着用 ②処理をする人以外は、汚物に近づかない ③効果的な消毒を行う ④十分に換気する ⑤ウイルスは広く拡散するため、広範囲に消毒する ⑥処置後には手洗いを2度行い、うがいをすることの6つです。
衣類が汚染し、すぐに洗えない時はビニール袋に入れ、周囲を汚染しないようにします。付着した汚物中のウイルスが飛び散らないように処理した後、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いをします。0.02%塩素系漂白剤調整液(市販されている約5%濃度の漂白剤の場合は、水1  に漂白剤4 )での消毒が有効です。その後、十分にすすぎ、高温の乾燥機などを使用すると殺菌効果は高まります。布団など、すぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させ、スチームアイロンで1か所あたり2分程度の加熱で消毒できます。
手洗いの実施と免疫力を下げないことが大切です。気を付けてください。

感染管理認定看護師:小野 恵実子さん
JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
tel 072-840-2641

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