「感染対策には手洗いを!」。このフレーズをよく耳にしますよね?手洗いは感染予防のための、最も簡便で効果的な方法だといわれています。では、なぜ手洗いが必要なのか考えていきたいと思います。
私たちの手指には目に見えない細菌やウイルスなどの微生物が無数についており、この中に風邪やインフルエンザなどの感染症の原因となる病原体も存在します。病原体は体内に侵入し、抵抗力がない場合や免疫力が低下していると、感染症を引き起こします。感染症の多くは感染者の咳やくしゃみなどの飛沫を介して感染する飛沫感染の経路をとりますが、それに加えて手を介して感染する接触感染の経路をとるものも多いのです。
日常生活の中で、咳やくしゃみを手で受けた後にテレビのリモコンに触れる、食事の用意を行うことはありませんか?また、外出した際に電車のつり革を持つ、エレベーターボタンを押すことはありませんか?このような日常行動によって、私たちの日常の生活環境には無数に病原体が存在しています。これらの生活環境に何気なく触れ、無意識に口や鼻に触ることで接触感染の経路が成立し、感染する可能性があります。その予防に最も重要なのが手洗いです。手洗いを行うタイミングは、外出先から帰宅した時、自宅から職場に着いた時、調理前や食時前、人ごみの中に入った後などが挙げられます。
まだまだインフルエンザの流行が続きます。この機会に手洗いの習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

感染管理認定看護師:稲泉 信行さん
JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
tel 072-840-2641

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