「むくみ」について

私の専門は植物療法とリンパドレナージです。手足や顔がむくむのはリンパ液の滞留が原因です。むくみを軽く考える方が多いのですが、それは治癒力の低下を示しています。
がんが寛解した方は定期的に体のメンテナンスにお越しになりますが、必ずリンパの滞留の有無を確認します。リンパといってもリンパ液、リンパ管やリンパ球などでそれぞれ説明は変わります。例えばリンパ球は、リンパ液という体液の中に存在します。血液検査をすると顆粒球、単球そしてリンパ球の割合で免疫力が分かります。リンパ球は骨髄で生まれてリンパ液に乗って体内のリンパ節を通るたびに増えます。そして胸腺で成熟し血液中に入り、私たちの体を細菌やウイルスなどの外敵から守っている免疫細胞です。
40代後半になると、がん細胞も1日に5千個は生まれていますが、簡単に言えば5千個の免疫細胞があれば怖くないわけです。
むくみは、体中をパトロールして守ってくれるはずのガードマンが少ないか、十分に働いていないことになります。
リンパ液を適切に流すことによってリンパ球の数が増えて体内をパトロールし体を守ってくれるのです。むくみはできるだけ早くケア致しましょう。
毎週土曜日は無料の医療相談を行っています(要予約)。

くずは統合医療クリニック理事長
日本メディカルハーブアカデミー主宰
日本がん難病サポート協会理事
一般社団法人 IPH 代替療法研究所
代表理事 佐藤 忍

枚方市南楠葉1の1の27
TEL 072-807-3566

一般社団法人 インターナショナルプリベンティブ ヘルスケア(IPH)

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