これから寒い季節となります。今回は、脳卒中の予防についてお話します。
脳内出血、脳梗塞、くも膜下出血の総称を脳卒中と言い、突然に発症し、多くは後遺障害を伴います(発症時の症状は、マイライフの9月号参照)。現在、脳の疾患は日本の死亡原因の4位ですが、寝たきりの原因では1位です。
血圧の管理は特に大切です。適度な運動や野菜中心の食生活を心がけ、塩分の取りすぎや脱水に注意が必要です。夏は「しっかりと水分を取って!」と言われます。しかし冬も脱水には注意が必要です。
ではどんな時に脱水になるのでしょうか。例えば、こたつに入ったままやホットカーペットの上で長時間眠ってしまうと、全身から水分が奪われていきます。特に高齢の方は喉の渇きが感じにくくなっています。たびたびトイレに行くことを気にして、水分を制限する人がおられます。こういった何気ない出来事が血圧に影響します。
また入浴の時に寒い場所から熱いお湯に浸かる、温かい部屋から寒いトイレに入るなどの温度差も血圧を急激に変動させます。あらかじめお風呂は蓋を開けて室内を暖めておく、トイレの便座を温める(温かい布カバーをする)などの工夫でいくらか軽減します。
持病に高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓病、脳の疾患がある人で、かかりつけの病院で治療を受けている方は、薬を飲み忘れたり、自己判断でやめないようにしましょう。またストレスも要因の一つです。十分な睡眠を取り、気分転換をしながら、ゆったりと過ごしてください。
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当院には、様々な分野の専門及び認定看護師が在籍しています。症状や日常生活でのお困り事にはご相談ください。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師:小林 重美 さん
JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
tel 072-840-2641

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