「介護」予防は筋肉量の増加で

年齢とともに筋肉、骨、軟骨などの運動器の機能が低下して歩行や日常生活に支障をきたし、要介護や介護になる危険の高い状態をロコモといいます。 ロコモはロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略で、気が付かないうちに徐々に進行してきます。介護はまだ先と思われがちですが、実は40代、50代の体は運動器に関連する変化が表れやすく、特に50代になると筋肉量が減少し、それに伴い筋力が低下します。加齢による著しい筋肉量減少をサルコペニアといい、要介護の原因となる深刻な問題なのです。
サルコペニアになる原因の一つに低栄養があげられます。この時代に低栄養になるなど信じられないかと思いますが、AIを使った予防医学栄養分析をしていると意外と多く、特にタンパク質の不足によって筋肉量が減少すると、筋力やバランス力が低下し、転びやすくなります。高齢者の転倒は骨折につながり、また転ぶかもしれないという不安から引きこもりがちになります。こうして活動量が低下すると、筋肉量がさらに減少するという悪循環が起こります。
健康であればお肉も魚も食べましょう。特に卵は4〜5個食べても大丈夫。寝たきりにならない準備は40代から始めましょう。

くずは統合医療クリニック理事長
日本メディカルハーブアカデミー主宰
日本がん難病サポート協会理事
一般社団法人 IPH 代替療法研究所
代表理事 佐藤 忍

一般社団法人 インターナショナルプリベンティブ ヘルスケア(IPH)
枚方市南楠葉1の1の27
TEL 072-807-3566

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