「病気や障がいがあっても、住み慣れた家で暮らしたい」「人生の最期を自宅で迎えたい」「自宅で家族が介護や看取りをしてあげたい」と望まれる方が増えてきています。しかし、「家族に迷惑をかけてしまう」「家族だけで介護や医療的処置が病院と同じようにできるかな」「一人暮らしだけど大丈夫かな」など、在宅での生活に不安を抱くことも多いと思います。ご本人やご家族の不安を軽減し、安心して在宅療養ができるようお手伝いするのが、訪問看護です。
訪問看護では、看護の専門職(保健師・看護師・准看護師・助産師)がお宅へ訪問し、その方の病気や障がいに応じた看護を行います。例えば、健康状態の観察(血圧・ 脈拍・体温測定、全身の様子観察など)を行い、異常の早期発見や回復に向けてのアドバイスを行います。また、入浴や体拭きなどの清潔ケア支援、排便や排尿がスムースに行えるような排泄ケア支援、脱水予防を含む栄養管理などがあります。また、主治医からの指示で病院と同じような医療処置(褥瘡ケア、在宅酸素や人工呼吸器の取り扱いなど)も行います。療養生活の相談や緊急時の対応、主治医やケアマネジャーとの連絡も密に行い、ご本人とご家族が安心して毎日生活できるよう支援を行います。
訪問看護は医師の指示があれば、子どもから高齢者まで、病気や障がいの軽い重いにかかわらず受けることができます。訪問看護を受けたい場合、かかりつけの医師やお近くの地域包括支援センターにご相談ください。

次回は、訪問看護でのエピソードをご紹介します。

附属訪問看護ステーション 管理者
松本 晶子さん

JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
TEL 072-840-2641