女性のためのシリーズ:抗菌・除菌のもたらす悪影響

アメリカインディアンの有名な教えに、「セブンスジェネレーション(7世代後のことを考えて生活しなさい)」というものがあります。自分たちが今やっていることは、7世代後の子孫にとって良いことなのか、悪いことなのか…。
先日ドラッグストアで抗菌、除菌グッズがたくさん置いてあるのを見て、殺菌することが日常的であり、身の回りの細菌やウイルスを、徹底的に悪者扱いしているのを感じました。
3年ほど前、アメリカでの薬用せっけんの販売禁止を受け、日本でも厚労省が実態調査をすることが新聞に掲載されていました。FDA(アメリカ食品医薬品局)では「抗菌せっけんが普通のせっけんで洗う場合より抗菌作用があるという科学的根拠もなく、長期的な安全も検証されていない」として販売の禁止を発表。抗菌成分のトリクロサンは低温の焼却炉でダイオキシンに変化するといわれており、私たちの体に住んでいる常在菌を脅かすだけでなく、環境ホルモンとしてのリスクもはらんでいます。
そんな危ない成分を含んだ日用品が簡単に手に入り、生活のあらゆる場所で私たちを取り巻く微生物を根絶させようとしているのです。この「除菌ブーム」が心身の老化を加速させていることに早く気付かなければなりません。

ハーブ免疫療法士学会理事
日本メディカルハーブアカデミー主宰
日本がん難病サポート協会理事
一般社団法人 IPH 代替療法研究所
代表理事 佐藤 忍
サロン・ド・ノーブル

一般社団法人 インターナショナルプリベンティブ ヘルスケア(IPH)
枚方市南楠葉1-1-27
TEL 072-807-3566

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