星降る丘から健康便り:冬に増えるこわい病気

11月に入り、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。いよいよ寒い季節の到来です。皆さん体調を崩されてはいませんか。
寒くなると脳血管疾患や心臓疾患が増加することはご存じだと思いますが、これは「ヒートショック」という、急激な温度変化による体への影響が要因の一つと言われています。
人間の体は、暖かい所から寒い所に移動すると、血管を収縮させて体温を一定に保とうと調整します。気温の変化が急激な場合は心臓に過度の負担がかかってしまうので、心筋梗塞などの心臓病や脳卒中を起こしやすくなります。ヒートショックが原因で亡くなる方は、年間1万7000人以上いると言われており、高齢者や高血圧、糖尿病などの方はリスクが高くなります。
予防は、寒暖の差を少なくすることが大切です。外出であれば、夜間や早朝などの気温が下がる時間帯を避け、日中のうちに温かくして出かけるように心がけましょう。
また、一番風呂や夜間のトイレ、早朝の起床時など、暖房のない場所は屋内であっても寒暖の差が大きくなることがあります。あらかじめ脱衣所を暖めておいたり、布団から出る時に一枚羽織るなど、防寒の工夫をすると良いでしょう。
日常生活の中で、ちょっとした注意や工夫をすることが予防につながります。寒暖差を少なくするひと手間を加えて、しっかり予防し体調を崩さないように、寒い冬を健康に過ごしましょう。

集中ケア 認定看護師
深津 百合さん

JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
TEL 072-840-2641

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です