星降る丘から健康便り:糖尿病とフットケア

皆さんは「フットケア」という言葉をご存じでしょうか?一般的には、美容目的のフットサロンなどを思い浮かべるかもしれませんが、ここで言うフットケアとは、糖尿病足病変の予防と早期発見のことです。「糖尿病なのに足?」と思うかもしれませんが、糖尿病では神経障害と動脈硬化による血流障害を起こしやすくなります。神経障害が起こると痛みや熱さを感じにくく、けがに気付きにくくなります。 血流障害が起こると足の血流が悪くなり、足先に必要な栄養や酸素が行き届かず、足が冷たくなる、しびれる、色が悪くなることがあります。
また、高血糖は体の免疫力を低下させ、傷口が化膿しやすく、傷の治りが遅くなります。 そのため適切な処置をせず放置すると、やがて潰瘍へと悪化し、壊疽となり、場合によっては足の切断にまで至ることもあります。糖尿病足病変を予防するためには、フットケアが大切です。

家庭でできるフットケア
(1)足の洗い方・37~40度の湯で足の裏、足趾(足の指)の間も洗う。
(2)入浴や、足浴後は、しっかりと水分を拭き取る。
(3)発赤、水泡、乾燥、亀裂、靴擦れや胼胝(たこ)の有無、皮膚の色調を観察する。
(4)胼胝などは自分で処置はしない。
(5)乾燥した皮膚は、傷つきやすいためクリームなどで保湿する。
(6)入浴の際は手でお湯の温度を確認し低温やけどに注意する。
(7)爪の切り方・指の形に添って切って、両角を少しだけ切り取るようにする。深爪にも注意する。
(8)カイロや湯たんぽを長時間皮膚に当てない。

JCHO星ヶ丘医療センター
福田 純子さん

JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
TEL 072-840-2641

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