【星降る丘から健康便り】本当は怖い誰にでも起こるアレルギー

集中ケア認定看護師は急性かつ重篤な患者様の病態変化を予測し、悪化を防ぐための援助、早期回復へと導く看護ケア(床上安静における二次的な合併症予防のケア・呼吸ケアなど)を実践し、一日でも早く回復していただけるよう、ケアの質向上を図るために活動しています。
皆さん、「アナフィラキシー」という言葉を耳にされたことはありますか?アナフィラキシーとは、アレルギー症状の一種でアレルゲンを食べる(飲む)、吸い込むことで、全身性にアレルギー症状が数分~数時間以内に出る反応です。
原因は食べ物が最も多く、続いて蜂などの昆虫、薬物、ラテックス(天然ゴム)など、症状は皮膚・呼吸器・粘膜・消化器症状があります。
その中でも血圧が低下して意識が混濁するような場合を「アナフィラキシーショック」と呼び、重篤なものは生命に関わります。
アナフィラキシーが起こったら、原因となった物をすぐに取り除き、急に動かしたりせず、安静な体位をとります。
嘔吐時は顔を横に向け、吐いたものが喉につまらないようにしましょう。ショック症状(ぐったり、意識障害、失禁など)、呼吸器系の強い症状(呼吸困難など)が現れた場合は、速やかに医療機関を受診し、医師による適切な処置・治療を受けることが必要です。
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当院には、様々な分野の専門及び認定看護師が在籍しています。症状や日常生活でのお困り事にはご相談ください。

集中ケア認定看護師:深津 百合 さん
JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星丘4の8の1
tel 072-840-2641

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